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*9月25日*


今日ものんびり7時に起床。下痢続行中の為、お決まりの朝食を食べてお腹を調整する。治りはしないけど慣れてくるのが不思議。ハッキリ言って、怖いものナシです。(笑) まず朝一番で向かったのは、【エジプト考古学博物館】
日程の関係で1番最後に来ることになってしまったけど、一番最初に足を運んで知識を仕入れて、それから各地へ出かけていくのもイイかもしれない。中はとにかく広く果てしないので、目的を絞っての見学がオススメ♪
この博物館、コレクション総数は12万点以上!! まだ分類が終わらず、端っこに積み上げられて倉庫みたいになってる所も多々ある。とにかくもの凄い収蔵品の数々なので、しっかり説明を聞きながら全部見たら、いったい何日かかるコトやら…(^^;
様々なお宝の中でも一番の目玉は、盗掘を逃れ、無傷で見つかったツタンカーメンの財宝。それからラムセス2世を初めとする本物のミイラたち。


せっかく見学していても、説明がないとなにがなんだかさっぱり分からないので、ガイドは必須。歴史は知れば知るほど面白くなってくるので、もっともっと知識を付けてから行くべきだったな、と帰国後ちょっと後悔してたり…(^-^;
さて、有名なお宝をいくつか写真でご紹介。
左から…黄金のマスク、黄金の玉座、アラバスタ製の内臓壷、金箔が貼られた木製のカノポス櫃(内臓壷を入れる箱)、
この他にも杖やアクセサリーなどなど金ピカのお宝を山ほど展示中!!


一番ドキドキしながら入ったのがミイラ室。ファラオのミイラ12体が安置されていて、湿度、温度ともに完全管理された特別な部屋。入室には別料金が必要。監視員が常駐し、照明も落とされた、それはそれは特別な空間だった。その中で一際存在感があるのがやっぱりラムセス2世のミイラ。身長が173cmもあってずいぶん大きい。かなりの高齢だったハズなのに、ミイラにしてこの身長とは驚き。更に髪の毛と歯が残っているのにもビックリ。数千年の時を超え、現代に威厳を見せ付けるファラオのミイラ達。まさか博物館で展示されるハメになろうとは、これっぽっちも思っていたなかったことだろう。(^^;
お昼近くになって来ると、考古学博物館もどんどん混雑振りを発揮。ロシア語、ドイツ語、フランス語、英語にアラビア語…世界中の言語があちらこちらで飛び交う摩訶不思議な空間に変身する頃、そろそろ次の場所へ移動。
2004年9月現在、博物館敷地内はカメラ持込禁止。写真は全てOsiris Expressさんからお借りしたものです。


イスラム国家であるエジプトでは、至る所でお目にかかれるモスク(祈りの場)。なかでもこの【ムハマンド・アリ・モスク】は有名で巨大で美しい、素晴しい建物。信者ではないけれど中へ入って見学。天井が高く風も抜けるからか、モスクの中は意外と涼しくて、なんだか居心地が良い。高ーい吹き抜けのドームからぶら下がる電球がとっても幻想的。日本のおしゃれな雑貨やさんを一瞬思い出したりした。高い位置で球切れしてる電球がかなりたくさんあったけど、これは一体どうやって取り替えるのか…??そんなことを考えながらドーム天井を見上げるとそこにも素晴らしい模様細工が広がっていたのだ。


モスクを見学したところで団体行動の観光が終了。この後は夜まで自由行動なので、エジプトで1番の巨大スークを冷かしに行くことにした。その名も【ハン・ハリーリバザール】。バスでホテルへ戻る途中に、スーク正面の広場で降ろしてもらい、一足先にみんなと別れる。目の前はカイロでいちばん活気のある場所の入り口。エジプト土産から食料、衣料、シーシャに貴金属まで、なにからなにまで揃ってる巨大市場。値段はあってないようなもの(ドル表示で値札が付いてることもある)で、気合と根性だけがモノをいう…さーて、物色開始!!アブシンベルでの屈辱を晴らす為にもエジプシャンには負けないぞ!!!
スークは迷路のように入り組んだ細い路地に、無数の店が並んでいるので、迷わないように注意が必要。暗くて汚い路地もいっぱいあるし、ある程度の大通りを覚えておかないと帰れなくなる可能性大。エジプシャン達は、お客獲得にとにかく必死で、かなりシツコイし、偽物を平気で吹っかけてくるので、こっちもある程度強気で立ち向かう必要があるのだ。
こんな気構えで買い物に挑む中、どういうワケか私たちは道に迷ってしまった。(汗) 縦に1本通った大きな路地を目安に移動していたのに、気が付けばやたらとクネクネした細い路地を歩いている。ゴミが多いし、臭いし、地元住民にはヘンな目で見られるし3人一緒とはいえ、ちょっと心細くなってきた。そんな時、待ってましたと言わんばかりに、青年エジプシャンが「こっちこっち♪」と私たちを誘導する。今はとりあえず1本道、言われなくたってそっちに行くしかないのに、張り切って道案内をする彼。親切と称してゼッタイにバクシーシを要求してくるか、ぼったくりの店にでも連れて行かれる、と思った私たちは彼と目を合わせないように、案内されてるんじゃなく、たまたま方向が同じだけよ!!オーラを出しながら道を進んだ。ゼッタイお金なんてあげたくなかった。そう思わせるほどエジプトはズルイ人が多いのだ。(笑) でも彼は違った。大きな通りに出るとニッコリ笑って去っていった彼…お礼も言えず、恥ずかしさだけが後に残った私たち…。だからといって気を抜くと、途端にダマされるし。(T▽T) 難儀よのぅ…、エジプトって。
親切な彼は行ってしまったけど、心の中で「シュクラン」と言った。通じてるといいんだけど。


スークでの買い物に精根使い果たした私たちは、ちょっと慣れたものが食べたくなった。HRC好きのオットの希望もありエジプト最後の夜はハードロックカフェに行くことに。なかなか来れる店舗じゃないのでオットも大喜び♪ここでちょっと気になったのが料理のお値段。日本でもアメリカでもHRCは結構高い。物価の安いエジプトならどうなんだろう???どこの国にいってもやっぱりHRCプライスは健在なのか!? 初めて入るイスラム圏のHRCにちょっとドキドキ…店内は普通のHRCだ。テーブルクロスも他の国のと変わらないし、メニューも同じ…しかしお値段が違う!!安い!!すっごく安いよぉーう!!(>▽<)b


店員さん英語だし、味も日本やアメリカで食べるのと変わらなかった。写真だけ見るとエジプトに居るとは思えない。そんなこんなで旅の間の思い出話を肴に、エジプト最後の夜は更けていった。

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