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9月20日 (木)
サンライズを見るべく早起きしたは良かったが…一歩ホテルを出たら雨ザーザー( ̄□ ̄; 初っ端から雨降りというのは、ひょっとしてこの旅始まって以来のコトかもしれない。この天気じゃ当然日の出を拝むのは難しいだろう…でもまぁ、明るくなる瞬間のモヤっとしたアンコール・ワットもきっと幻想的だろうし、早起きを無駄にするのも悔しい(笑)ので、そのままトゥクトゥクに乗り込んで予定通りアンコール・ワットへ向かうことにした。雨避けのビニールを降ろすと視界がとても悪いけれど、5時半頃じゃ外はまだ真っ暗なので、どちらにしても景色は何も見えない。半分眠ったような状態でガタガタ揺られながらアンコール・ワットに到着。気が付くと少しだけ明るくなっていて、ラッキーなことに雨も止んでくれていた♪こんな怪しい天気にもかかわらず、同じ目的の早起き観光客が割とたくさん居ることにちょっと驚く。
この瞬間、雨が止んでくれて本当に良かった!!水面が静かじゃないと逆さアンコール・ワット(?)はキレイに映らないもんね。^^
空が白み始めるまで結構な時間をココで過ごした。御来光は観れなかったけれど、この青くて不思議な雰囲気もかなり素敵だったので満足満足♪ すっかり明るくなった所で、もう1度寺院内を見学。一昨日来た時に見つけられなかった「日本人による落書き」を探してみる。
←見難いけれど黒い部分がそれで、資料によると1632年に「父の菩提を弔い老母の後生を祈るため仏像4体をアンコール・ワットに奉納した」と、森本右近太夫一房さんによって書かれたものらしい。この人、加藤清正家に仕えた旧臣の息子らしいのだけど、偉いからって有名だからって建造物に落書きするなんてよくないと思うなぁ…今でこそ歴史的に意味のあるものになってるから保存されてるんだろうケド、他に方法なかったのかなぁ?何かに書くか彫るかしてドコかに埋めるとかさ。(^^;
そろそろお腹が空いてきたのでホテルへ戻って朝食タイム。再出発の時間は9時と約束してSさんとは一旦お別れ。

9時になりロビーへ降りていくと、Sさんと一緒にAさんも登場。実はこれから行く遺跡はバイクでも片道1時間弱の結構な道のり。トゥクトゥクはあまりスピードを出すことが出来ないので、もっと時間がかかってしまう…てコトでAさんの提案を採用し、今日はバイク2台をそれぞれタンデムで出発なのだ。いきなりスコールに遭っても平気なようにカッパをバッグに詰め、念のためにカメラには袋をかぶせて斜めがけ。出発して30分くらいは「暑い〜!」とか言いつつも快適に走っていたのに、突然ものすごい雨になり道端のほったて小屋(?)にバイクごと滑り込んで雨宿り…しかし待てど暮らせど止む気配が全くナイので仕方
ない、みんなでカッパを着込んで土砂降りの雨の中を出発!目指す遺跡、バンテアイスレイまではあと30分くらいかな。

バンテアイスレイは小規模ながら美しい遺跡。赤い砂岩を材料に造られた為、その外観は他のアンコール遺跡群と違い赤味をおびている。そして1番の特徴はレリーフの綿密さ。今まで見てきたどの遺跡のレリーフより細かくてキレイで保存状態も良好。目玉として「東洋のモナリザ」と言われるデバターがあるのだが、祠堂と拝殿基壇部分は現在修復中で入れないので、その姿を見ることは残念ながら出来なかった。でもアンコール遺跡群には数え切れないほどのデバターが存在するので、自分の中の「モナリザ」デバターが見つかればそれもいいかな、と思う。
この遺跡だけは見学中、ずっと雨に降られっぱなし…(^^; たまに光が射したりするものの完全に雨が止むことはなかった。雨季だもんな…これが本来の姿?というか天候なんだろうきっと。遺跡前のレストハウスみたいな所でしばし雨宿り&休憩をしてからカッパを着てバイクに跨る。

雨がシトシト降り続く中、次に寄ったのはアキラ地雷博物館。以前はアンコール・ワットの近くにあったけれど、バンテアイスレイの近くに引越してキレイにリニューアルされた。館長のアキラ氏はカンボジア内戦の時代にポル・ポト派の軍人として地雷を埋めた過去を持っている。内戦が終わり、幸運にも生き残れたアキラ氏は「償い」として、身一つで出かけて行って地雷を撤去し続けている…博物館は最初、手書きの看板と決して立派とは言えない木の小屋からスタート。アキラ氏自ら撤去・収集した兵器や地雷に安全処理を施して展示している。以前は入場無料だったが、現在は1ドルの入場料がかかる。お土産としてTシャツやポストカードを売っているので購入するも良し、寄付をす
るも良し。微々たるものかもしれないけれど、全ての地雷が取り除かれる日が来ることを祈って…。

いつものようにお昼をたっぷり過ぎてから昼食にありつく。今日はアンコール・トムの食堂でお腹を満たす。暑くて汗だくなのに、これまた熱い麺料理を選んでしまうのはナゼなのか…?まぁでもやっぱり野菜がシャキシャキと甘い、ベジタブルヌードルが安くて無難に美味しい。しかし…野菜が美味しいのはいいけれど、ここの食堂は食事中でも物売りの子供達がテーブルの周りに群がってきて、絵ハガキを見せながら「1、2、…9、10枚でワンダラ〜!」としつこい。(^^; 他にもTシャツやら、奇妙な雑貨やらいろいろ持ってきてセールストーク。子供とは言えこれはツライ。(子供だからツライのか:苦笑)
食事を終えて帰ろうとした時に、物売りの女の子(6歳くらい)が「おねさん、後で、言った」と近付いて来た。ドコへ観光に行っても、到着してトゥクトゥクを降りた瞬間から目的地入り口までの十数メートルは売り子に付きまとわれる(遺跡内には入って来ない)。その時に何気なく「いらない、ノー、後で」という言葉でかわしてきた。この食堂の席に座る直前にもそんなやり取りがあったのだけど、彼女は私が「後で」と言ったのを覚えていたのだ。でも買う気がなかった私は、彼女が持ってる商品を見もしないで「いらない」と言ってしまい、それに対して彼女が私に言い放った言葉は「don't believe you!!」だった。たぶん「ウソツキ!!」ということだろう。買う気がないなら最初から「NO」と言うべきだったな…「後で」と言ったんだったら、せめて物を見てから判断するべきだったな…と自己嫌悪に陥ってしまった。言葉って本当に取り返しがつかない。
この旅で2度目のモヤっとした気持を抱えながらホテルへ戻り、バイクの泥跳ねのせいで真っ黒になったカッパの背中をバスルームで洗った。

15時半に再度迎えに来てもらう。バイクは疲れるのでトゥクトゥクに乗り換えて来てもらって、目指すはオールドマーケット。(ここでは運良く着いた途端に雨が上がった)外から眺められる道沿いには雑貨や絵画、宝石に電化製品などが並び、奥へ入るとシェムリの台所である食品市場も広がっている。(陽が射さないので暗い^^;) トンレサップで獲れた魚が並び、生肉がでろーんとぶら下がっていて、漬け込まれた魚醤のせいか強烈な臭いが鼻をつく。こんなに蒸し暑くて腐らないんだろか?あぁ…アジアだなぁ〜と思わずにはいられない。そしてやっぱり働き手は女性ばかり。ザワザワしているけれど、強引な客引きはほとんどないのが印象的。欲しいものがあればじっくり品定め
して、じっくり値段交渉出来そうな雰囲気だった。今日はとりあえずどこにどんな店があってどのくらいの値段なのか、周辺の店も含めて偵察&街歩き。(買い物は明日するつもり)散々歩いて歩いて疲れたところでカフェオレが恋しくなったのでカフェにて一服。(店名は失念)店に入って少ししたらまた雨が降り出した…南国の雨に慌てても仕方ない。小降りになるまでのーんびり街や人や遺跡のコトでお喋りタイム♪


夕方ホテルに戻って来て3日分のチャーター代金を支払い、Sさんと分かれた。夕食に出る時どうしようかと思ったけど、何時にお腹空くか分からなかったし(笑)、その辺に屯してるトゥクトゥクを捕まえて行けばいいか…という事でチャーターは終了。部屋で休憩をとり、しばらくしてからお腹を満たしにまたまたモロッポーカフェへ。(だって安くて旨いんだもん)お腹いっぱい食べて20時半過ぎに店を出た。ホテルへ帰っていつものように洗濯。疲れが出たのか、オットがなんとなく不調のようなので今日は早めに就寝。明日はゆっくり起きてのんびりしよう。

本日の出費 ※2007年9月15日現在のレート $1=116円
昼食:6ドル 地雷博物館:1ドル×2 カフェ:3.5ドル トゥトゥク3日チャーター:50ドル 夕食(モロッポーカフェ):6.75ドル
流しのトゥクトゥク:3ドル   合計:71ドル25セント (約8,265円)

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